雨田甘夏、プレイです。【猫と器と素肌事情】

Kさんのことが好きな理由のひとつはもちろん、おやつをくれるからです。

ほかにも理由はきっとありますが、大体、おやつをくれるなら大抵誰でも大好きです。

Kさんはいろんなスタイルでおやつをくれますが、最近はまっているのはノールック献上だそうです。

つまり、手のひらにおやつを載せた状態で、お顔はどっか明後日の方向を向くんです。

で、誰かがおやつを食べに来るのを、ノールックで今か今かと待つわけです。

すると誰かが足音を忍ばせて寄ってきて、もふもふの顔毛が手のひらに触れ、濡れた唇が触れ、やがてざらざらの舌が触れます。

それを、目視はせずに触覚だけで楽しむという、なんとも変態的な趣味なのです。

まあ、甘夏たちは、だれがどんなやばい趣味を持っていようが、おやつさえもらえればいいわけで、別に何とももいません。

ただ、誰かに知られたら友だちなくすんじゃないかなあという一抹の不安はあります。

とはいえKさんにはたぶんお友達もいませんから、別に影響はないんじゃないかと考えています。

シンさんは足の指でおやつをつまんでくれることがありますが、おやつさえくれれば誰でも大好きなはずなんですが、正直、足の指でつまむのだけはやめていただきたいです。

雨田甘夏ねこ日記