雨田甘夏ねこ日記

雨田家のねこ甘夏が日々のあれこれつづります

雨田甘夏、展示品です。【猫と吐き気とまじりっけなし事情】

展示品です。

春の風物詩といえば、まあいろいろありますが、真っ先に思い当たるのがべーではないでしょうか。

冬の間に蓄えたモフ毛がどんどん抜けてきて、グルーミングによって胃に溜まった毛玉が勢いよく飛び出すあれです。

甘夏は割と胃に何も入ってないときにベーすることが多いので、ほんとにきれいな布でも折れそうな毛玉を出すことができます。

Kさんも記念にいくつか取っておいてあるくらいです。

八雲は後先構わずベーするタイプなので、食後すぐとかにやっちゃったりもします。

まだカリカリの粒が見える段階でも構わずベーしちゃうので、その後八雲は空腹に悩むことになるわけです。

さらに見た感じが吐しゃ物そのまんまであるためか、Kさんもお掃除ついでに毛玉ごと捨ててしまいます。

まあ吐きたいときってなかなか我慢するのもしんどいものですが、もちょっとタイミングを自分でコントロールできるようになれば、春もそこまで悪い季節じゃないんですけどね。

八雲の毛玉もコレクションされる日は来るのでしょうか!

 


 

雨田甘夏、風流です。【猫と儀式とルーティーン事情】

風流です。


残念なことに、うちのKさんは、桜があんま好きじゃありません。

もしかしたら若いときに、萼がまぶたの内側に入ってたいそう痛い思いをしたからかもしれません。

遠くにある桜並木はきれいだともうようですが、近くのソメイヨシノは苦手なのでしょう。

半面、梅や桃、沈丁花や金木星といった樹木は好きみたいです。

シンさんはソメイヨシノが大好きです。

毎年Kさんをお花見散歩に誘っていますが、花粉症のシンさんと鼻炎のKさんは、大量のティッシュを持って出かけなければなりません。

そんな大変な思いまでして果たさなきゃならないお花見っていったい、何なのでしょうか。

甘夏たちは縁側もといサンルームから、季節によっていろんなお花を見ることができます。

Kさんが網戸にしてくれれば匂いだってむせ返るほど楽しめます。

甘夏が個人的に好きなのは、縁側もといサンルームでの夕涼みデートです。

Kさんはビールを飲んでいて、甘夏も八雲も誰もお花は見ていません。

 

 


 

雨田甘夏、ひとり占めです。【猫と聴覚と嗅覚事情】


ひとり占めです。

お食事中に八雲に襲われることほど恐怖ってありません。

ゆっても家ねこ生活長いんで、そういうのに対応できないんですよ。

で、甘夏、ナイスなアイテムを見つけました。

我が家にはねこさんドアがない代わりに、リビングの入り口に断熱用の御簾がかかっています。

いい感じで遮光性があって、御簾の向こう側に行っちゃえば、リビングからは全然見えないんです。

だから最近甘夏は、絶対にとられたくないおやつなんかは御簾の向こう側に持ってって、ゆっくり味わうようにしています。

いいですよ、御簾。

一蘭式のお食事も結局、上が丸空きなんで、襲われるのはいっしょなんですよね。

ただ御簾にもひとつだけ弱点があります。

それは、あちらからこちらが見えないということは、こちらからもあちらの様子がわからないという点です。

だからまさに今なんかは、ゆっくりカリポリしていたら音漏れのせいでまんまと八雲に突撃されてしまいました。

もうこれは、鍵のかかる別室でお食事を用意してもらうしかありませんね。


 

雨田甘夏、別々です。【猫とお気に入りの場所事情】

別々です。

温かくなってくると、Kさんの行動範囲も広がります。

みんなしてリビングで身を寄せ合うのはもうおしまいです。

というわけで、しばらく2階の子ども部屋のKさんのおちりのにおいが染みついた椅子を根城にさせてもらいますね。

程よくくちゃくて落ち着きます。

あKさんも子ども部屋でお仕事します?

椅子はお借りしてますんで、床にでも座ってやってはいかがでしょうか。

っとKさん、八雲が1階で呼んでますよ?

早く駆けつけてあげてください。

八雲と軽く遊んだら、すぐに2階に戻ってきてくださいね甘夏あご掻いてもらいたいんで。

っとまた八雲が1階で呼んでますよ?

八雲におやつあげたら、すぐに2階に戻ってきて甘夏にもなんか腹の足しになるものくださいちょと小腹減ったんで。

ってかKさんもちょっと静かに階段上り下りできませんかね。

あともちょっと速く移動できませんか?

 


 

雨田甘夏、飲み過ぎです。【猫と対価とご褒美事情】

飲み過ぎです。

ねこさんは頭がいい生き物なので、最近甘夏たちも家事を分業するようになってきました。

料理や炊事は主に、八雲が担当しています。

八雲はキッチンに入り浸るようになってからずいぶんとグルメになり、最近では炊き立てごはんに目がないようです。

甘夏はトイレやお風呂場のお掃除を担当することにしています。

冬の間は寒くてなかなかきつい仕事でしたが、これからは少しはましになるともいます。

おせんたは相変わらずふたりで担当しています。

干した洗濯物の下で水蒸気を吸うのがもっぱら甘夏たちのお仕事です。

また同時進行でにゃルソックやパトロールも引き受けてるんで、結構忙しんですよ。

でも労働のあとにがぶ飲みするお水のうまさっていったらないんで、やっぱお仕事っていいなとかみしめちゃいます。

Kさんは働いた分よりもだいぶ多めにビールを飲みます。

 


 

雨田甘夏、ストレスフリーです。【猫と裸と身軽事情】

ストレスフリーです。

Kさんは割と防災意識のあるほうなので、ここらでまた、避難グッズの点検をしています。

といっても我が家はぎりぎりまで在宅非難を選ぶともいますので、お水や食料は多めにお願いしますね。

シンさんは割と災害に対して無頓着なほうなので、年始のあの地震を経験してもなお、もう何も起こらないだろうと楽観しています。

それじゃ困りますよシンさん。

災害は、みんなで協力しないと乗り越えていけませんから。

甘夏たちはそんな日がもし万が一来てしまったときのためにも、この街を毎日執拗ににゃルソックしてるんです。

お隣さんとかは最近聴力が落ちてきてますし、お向かいさんはゆってもあんま重いもの持ち上げられません。

誰かが誰かをお手伝いできることってたくさんありますし、皆さんに助けてもらうことだってきっと出てきます。

何度もいいますが、我が家は在宅非難を選択します。

ですからハーネス訓練はもういい加減勘弁してほしいところです。

 

 


 

雨田甘夏、花粉症です。【猫と気分と体調事情】

花粉症です。

またこのターンになりました。

季節の変わり目といえば、そうです、シンさんが調子悪くなっちゃいました。

ま、甘夏もひとのことはいえませんが、万年床決定ですね。

もうKさんも慣れちゃって別に普通に接していますから、甘夏たちも普通にしてますね。

で、会社行かないんなら遊んでほしんですが、それはダメなんですねそうですか。

おかゆも食べられないけどモスバーガーなら食べられるってゆんなら、甘夏たちにもおやつを出してくれませんかね。

ってそれもダメなんですねそうですか。

引きこもってないで、甘夏たちみたいに日光にさらされると元気出るともいますよってゴルフ行くんですね回復速いですね。

ま、じゃあもうシンさんのことはシンさんご自身にお任せしますよなんか甘夏もう疲れちゃったんで。

こっちはKさんと遊んでますから、もうどんどん遊びに行っちゃってください。