兄ちゃんです。
Kさんは甘夏のことをなんとでも呼びます。
個人的には「甘夏くん」と呼ばれるのがいちばんうれしいですが、「なっちゃん」と呼ばれたときが最も速く反応できます。
「甘夏くん」→「甘夏ちゃん」→「なっちゃん」→「なんちゃん」→ときて、この前なんと、「あんちゃん」になりました。
ついに硬口蓋音が出せなくなりましたか。
そういえば最近よく何でも落としますからね。
もういろんなとこに力入らないんですね。
それなのに何でお爪切りとかお口拭きのときはあんな力持ちになるんです?
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生き物にはそれぞれ得手不得手があって、苦手なことはほかのなにかで補って生きています。
例えば八雲は手が短いのでねこパンチが苦手です。
それを補うのは頭突きでありガブリであり早食いです。
甘夏はプロポーションと身体能力に秀でていますが、いつだって八雲にカリカリをとられてしまいますから。
そんな甘夏でもうんちの直後は気が大きくなっちゃって、八雲を攻撃しちゃったりするんです。
甘夏が本気出したらだいぶ強いですからね。
また都合の悪いことに、引き際がわからないんですよ。
そんな時八雲がどう対抗するかといえば、甘夏のおトイレの壁におしっこをひっかけるわけです。
でそれをお片付けするのはKさんです。
おトイレを洗ってマットを洗って床も壁も何度も拭きます。
その間は、甘夏も八雲もなんだか後ろめたい気持ちになります。
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Kさんの目には、毎日ごみが入るらしいです。
ごみではありません。
ねこの毛です。
目薬では除去できないとわめいてます。
そりゃそうです。
ねこの毛ですから。
アイボンしても取れたり取れなかったりなんだそうです。
だから、猫吸いやめればいいのにっていってるじゃないですか。
甘夏たちを吸うから目も鼻も毛だらけになるんですよ?
猫吸いって、吸われてるほうって、えもいわれぬ心境になるんですからね。
八雲がついに首輪を紛失しおおせました。
甘夏の匂いがついた、甘夏のおさがりの紫色の小梅柄のやつです。
これでやっと八雲も開放的な気分で生活できると他人事ながら喜んでいたところ、早速Kさんが新しいのをご注文です。
そんで届いたのが、紺色の小梅柄のやつです。
ほんとにKさんは小梅柄が好きですね。
そんで驚いたことに、八雲がえらく気に入って付けてるんですよ。
甘夏は、何かを身につけて生活するなんて考えたくもないですけどね。
考えてみれば、甘夏のおさがりではない、数少ないグッズですからね。
そうやって見ると、すごく似合ってますね。
よかったな、八雲。
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抜け毛が少なくなると、スリッカーはいったんご卒業です。
この時期は、豚さんブラシのブラッシングとなります。
スリッカーがなまじ痛いもんで、豚さんブラシからもつい逃げがちなのですが、眉間なんかをブラッシングしてもらうとこれが病みつきになる気持ちよさです。
まさに痒いところに毛が届くとはよくいったものです。
これから甘夏たちはまた、冬毛で防寒しながらもふもふになります。
決して太ってるわけじゃないんで、ごはんを減らさないよう、お願いしたいものです。
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甘夏たちは皮製品が大好きです。
甘夏は鹿皮にはまっています。
八雲は牛革に目がないらしく、Kさんのパンプスをクロックスにしたのは有名な話です。
今日はまた別のパンプスを狙っているようですが、不衛生だからやめなさい。
Kさんも脱いだら靴入れにしまっておいてほしいものです。
ふと見たら八雲の座高が妙に高いのですが、Kさんのパンプスの中に後ろ足を突っ込んでいるではありませんか。
似合わないからやめなさい。
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