通過儀礼です。
八雲を見ていると、自分の若かりし頃を手に取るように思い出します。
八雲は今、自動ドアごっこにはまっています。
閉まっているドアのほうに歩いて行って、ちょうど目の前にドアが来た瞬間にKさんに開けてもらうという遊びです。
立ち止まったり、開けてよ~とか声を出したりしたら失敗です。
速度を保ったまま次々と目の前のドアが開いていくのが楽しいのです。
アテンド役としてKさんはまあまあうまいともいます。
ですがシンさんはあんまりです。
なぜならシンさんはねこさんのお声フェチだからです。
開けてよ~を聞きたくて、ドアの前で待機しているタイプです。
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