不機嫌です。
文学賞の季節ですね。
Kさんがためらいもなく、書店でハードカバーをじゃんじゃん買ってくる時期がやってまいりました。
なぜこんなにも気前がいいかといえば、すぐに売れることを知っているからです。
甘夏は、そんなKさんが恥ずかしいです。
そういう読み方、正直やめていただきたいです。
作家先生も、きっと同じご意見だともいます。
ちゃんと心に響いた対価をお支払いするべきですし、もっとゆっくり味わうべきです。
あともうひとついわせていただくと、本なんか読んでないでもっと甘夏をいたわってもらえませんか?
今はお膝の上で顎を掻いてほしい気分なのですが。
ハードカバーの角っこが邪魔をして近づけません。
いっそ追っかけっこしてあげましょうか?
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