保管です。
甘夏がこの家に来た時から、Kさんは甘夏のお髭を集めています。
ガラスでできた猫脚ボトルに入れて、おひげコレクションをしているのです。
甘夏が1点だけ不満なのは、八雲のお髭も同じボトルに集められていることです。
結局抜け落ちた白くてかたくて長いものが、どちらのねこさんのものだったかなんて、当の甘夏たちにも判別できないのですが。
シンさんの白髪が混ざってないだけよしとしましょうか。
とはいえ結構な量で、こんなに抜けたのかともうとぞっとするほどです。
おそらく今はえているお髭の量よりも、確実に多いんじゃないかともいます。
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