雨田甘夏ねこ日記

雨田家のねこ甘夏が日々のあれこれつづります

雨田甘夏、記憶です。【猫と残りと疎外感事情】

記憶です。

ゴキさんが今、最後の電力を振り絞って、ねこ鍋の中をジジジジジジジジと這っています。

シンさんが買ってきたチーズリモコンのねずみさんに新鮮な電池を取られて、ジッジジジジッジジジッと這っています。

甘夏の眠気を誘う足音なのですが、あ、ついに止まりましたかともった瞬間にジジジジッと大復活されるとさすがに目が覚めます。

ゴキさんのこと、甘夏はほんと大好きなんですが、ねこ鍋の中やテーブルの上でしか元気に這いまわれないんですよね。

もともとこういうおもちゃってその程度だと達観してましたから、全然気にしなくていんですよ?

ただ、チーズリモコンのねずみさんが馬力半端なかっただけですから。

あの子、普通にカーペットの上とかも走り回れるんでね。

でもその代わり、すぐ電池切れちゃいますからね。

その点、ゴキさんなんかそれ、去年からの電池でジッジジッジまだかろうじて這えてますからね。

うん、やっぱゴキさん好きですわ。

むか~しの話ですが、甘夏が子どもの時、ひとりだけゴキブリのおもちゃ与えられてたんですよ。

ほかのちびたちは大概ねずみさんとかがおもちゃだったんですがね。

甘夏ひとりだけ、だいぶでかくなっちゃってたからか、茶色のゴキでひとり遊びしてました。

そのころからゴキは心の友なんで、これからも大事にしますね。